ペットフードにも「食の安全」という考えが本格的に導入されるようです。
ペットフードは、大切な家族の一員であるペットが
毎日口にするものですから、ペットフードに含まれる成分なども
飼い主としては気になりますよね?
人間の食の世界でも食品偽装や農薬入り冷凍餃子事件などが起き、
食の安全について注意が喚起されているところですが、
ペットフードの世界でも、実は同じような事件が起きていました。
米国では中国産原料を使用したペットフードを食べた犬や猫が、
ペットフードの原材料に混入された毒物で中毒死する事件が置き、
社会問題となった事件が発生しています。
ペットといえども家族の一員ですから、そのような事件でペットを失った
飼い主の方の心情を思うと本当に許せないという気持ちになります。
日本では今のところペットフードに関しては
同様の事件は起きていませんが、
人間の食の世界でも「食の安全」が叫ばれている状況を踏まえ、
政府としてもペットの食の安全に本腰を入れてスタートするようです。
まず、所管省庁である農林水産省と環境省が2008年12月24日、
犬や猫などのペットフードの安全基準に関する基本方針を公表しました。
このペットフードの安全基準に関する基本方針によると、
ペットフードメーカーにペットフードの賞味期限や原産国、
原材料などの表示を義務付けるほかに、毒入り冷凍餃子でお馴染みの
有機リン酸系殺虫剤「メタミドホス」やカビ毒の一種「アフラトキシン」
などペットフード原材料に混入の恐れのある有害物質に基準値を設定し、
ペットの「食の安全」を確保することとされています。
基準値設定の対象になるのはカビ毒や重金属、残留農薬、添加物などで、
ペットの健康に影響が出る水準を大幅に下回る数値に設定されています。
このペットフードの安全基準に関する基本方針に基づき、
2009年6月の「ペットフード安全法」の施行に合わせて、
省令により具体的な基準値として定める予定だそうです。
また、今後はペットフードの安全性の確保に向け、
ペットフードメーカーへの立ち入り検査や、
ペットの飼い主、獣医などからの通報に基づいて、
悪質な違反ペットフード業者の社名を公表したり、
営業停止などの行政処分を行うことも検討していくそうです。
ペットフードだけでなく人間の食事も同様ですが、
口に入るものに対しての管理監督は
厳しすぎる位に厳しくなければならないでしょう。
ペットや人が安心して生活していける「食の安全」が
「ペットフード安全法」の施行で築かれることを願ってやみません。
買い与えたペットフードが原因で可愛いペットが中毒死したら
なんて考えただけで恐ろしいことだと思いませんか?
ペットの飼い主の心の傷は一生癒えることはないと思いますし、
そのような原因を作ったペットフードメーカーや関係者を
決して許すことはできないでしょうから。
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